永住者の配偶者等ビザ(Spouse or Child of Permanent Resident)
永住者の配偶者等ビザは、特別永住者または一般の永住者と結婚された外国人の方や永住者の子として出生された方に許可されるビザであり、一般的に配偶者ビザ、結婚ビザ等とも呼ばれます。
永住者ビザを有して日本に在留している外国人の方の家族を受け入れるために設けられた在留資格であり、この永住者の配偶者等ビザを取得して在留する外国人の方は、就労に制限がありませんので、日本人と同様に就労することができます。
永住者の配偶者等ビザを取得するための要件
永住者の配偶者等ビザの在留期限は5年、3年、1年又は6月の4種類が規定されています。
永住者の配偶者等ビザを取得するための要件としては申請人が次に該当していることが必要です。
永住者の配偶者が永住者の配偶者等ビザを取得するには、現に婚姻中である必要があります。
婚姻関係が形式的に存在するだけではなく、実質的に婚姻関係が存在していなければなりません。
よって、結婚が真正なものであることを申請理由書によって十分に立証しなければなりません。
現在、偽装結婚が増えてきており、入管は偽装結婚を非常に警戒しており、単に婚姻をしたというだけでは、永住者の配偶者等ビザを取得することは困難です。
永住者の子が永住者の配偶者等ビザを取得するには、本邦で出生したときにその父若しくは母のいずれか一方が永住者等の在留資格を有していたこと、または本邦で出生する前にその父が死亡していた場合に、その死亡の時に父が永住者等の法的地位を有していたこと及び出生後引き続き本邦に在留していることが必要となります。
「永住者の配偶者等」在留資格認定証明書交付申請(APPLICATION FOR CERTIFICATE OF ELIGIBILITY)
【必要書類】
- 在留資格認定証明書交付申請書 1通
- 写真(縦4㎝×横3㎝) 1枚
- パスポート及び在留カード(在留カードとみなされる外国人登録証明書を含む。) 提示
- 返信用封筒(定形封筒に宛先を明記の上、380円分の切手(簡易書留用)を貼付したもの)
- 配偶者(永住者)及び申請人の国籍国(外国)の機関から発行された結婚証明書
- 配偶者(永住者)の住民税の納税証明書(1年間の総収入、課税額及び納税額が記載されたもの
- 配偶者(永住者)の身元保証書
- 質問書
- スナップ写真(夫婦で写っている容姿がはっきり確認できるもの)2~3枚
- その他
- 招聘理由書
本人の理由書、入管専門家の指導方針等を記載する。
※申請前3か月以内に正面から撮影された無帽,無背景で鮮明なもの。
①身元保証人の印鑑
②身分を証する文書等